オリジナルハンカチの基礎知識
こちらではお客様からのお問い合わせの多い、オリジナルハンカチの基本的な知識についてご紹介しております。主に印刷方法や縁の縫製方法についてのご紹介です。
ハンカチ用語一覧
印刷方法について
フラットスクリーンプリント
フラットスクリーンプリントは、横一列に並んだ色数分のスクリーンの下を、布地が移動しながら染められていく捺染方法です。手捺染の操作を機械で自動的に行っています。手捺染よりも大量生産が可能なので、そのぶんコストも削減できます。
弊社では印刷の前に、自動布目矯正機で生地の縦糸と横糸を真っすぐに矯正します。確認用の白生地で位置調整や圧を調整し、さらに精度を高めるために機械メンテナンスもマメに行っております。
色数は15ユニット(15色)まで対応可能です。



デジタルプリント
デザインデータをそのまま布地にフルカラープリントします。グラデーションや細かいデザイン表現も綺麗に印刷が可能です。版を作る必要がないので、色数に制限がありません。
小ロットでも低価格で、短納期に生産できます。



ロータリースクリーンプリント
円筒状のスクリーン版を使用し印刷を行う、日本の伝統的な染色方法です。連続的な柄を印刷するのに最適です。
日本の捺染技術は世界でもトップクラスの美しさを誇ります。
弊社では印刷の前に、自動布目矯正機で生地の縦糸と横糸を真っすぐに矯正します。
プリントは定番の641mm(16色)に加え、725mm(7色)・819mm(7色)・914mm(16色)の4タイプのリピートが可能です。大量生産向きではありますが、多品種・小ロットなど様々なご要望に対応しております。



縁の縫製について
三ツ巻き

ハンカチやバンダナの縁に最も一般的に使用されている縫製方法です。ステッチが直線で額縁のようになるのが特徴です。頑丈でほつれにくいので、何度も繰り返し洗濯して使用するような商品に向いています。
千鳥巻き

手縫いのようなかがり縫いが特徴の縫製方法です。サテン、ローンなどの高級ハンカチやシルクのスカーフなどによく使用されています。三ツ巻きに比べると頑丈さはやや劣りますが、生地の上品さを損なわない縫製です。
メロウ巻き

メロウ巻きとは特殊なミシンを使った縫製で、上糸と下糸の他にもう1本糸を使い、巻き込むように縫っていきます。小さいハンカチや子供用のハンカチなどでこの縫製が使われています。